レポート
2026.04.29
ゴールデンウィーク初日
近畿エリアの公式春の企画(前回分)が流れてしまいましたが、突発企画を立ちあげて募集をしました。
この「突発」の中で参加表明を下さった田村さんと近藤さん。私を入れて3名参加なので公式企画に昇華させました。
朝から気持ちよく晴れていて、これはもう絶好のツーリング日和。今日はいい一日になりそうだ……と思っていたのですが、出発前からさっそくひと騒動ありました。
参加者の田村さんから朝一番で連絡が入り、
「センタースタンドが降りません!」とのこと。
最近、GS1300ではこういう話もちらほら耳にするので少し心配しましたが、
「治ったら後から追いかけるので、先に行ってください!」
との力強いお返事。ひとまず無事を祈りつつ、予定どおり出発することにしました。
紀ノ川SAで合流、でも今度は無線機がひと苦労
連休初日ということもあって道路はなかなかの混み具合。そんな中、待ち合わせ場所の阪和自動車道・紀ノ川SAに到着すると、近藤さんはすでに到着されていました。
しかも今回は、最近取得されたアマチュア無線の資格に合わせて、新調した無線機を装備しての参加。これは頼もしい……と思いきや、いざペアリングを始めるとなかなかうまくいきません。
あれこれ試しながら送受信テストを繰り返していると、突然、無線から田村さんの声が。
「あ、聞こえた(笑)」
という感じで、ちょっとした場の空気が和みました。
その後、田村さんも無事に到着。トラブルの原因は、どうやらサイドスタンドの収納方法だったそうです。大きな問題ではなくて本当に良かったです。

しかも無線機の設定まで、知識豊富な田村さんがチェックしてくださり、こちらはあっという間に解決。3人とも無事に通話できるようになって、いよいよ本格的にツーリングスタートです。
最初の目的地は白浜のイベント会場へ
今回まず向かったのは、白浜空港旧滑走路で開催されていた
「南紀白浜オープンカーフェスティバル2026」。


旧車オーナーさんたちが貴重な車両を持ち寄って展示したり、部品交換会が行われたりするイベントで、車好きにはたまらない空間です。
この日の気温は24度。走っていると気持ちいいのですが、止まるとなかなか暑い。もう感覚としては、ほとんど夏です。会場に着くと、一直線に伸びる広い敷地がまさに“滑走路”という感じで、ロケーションの特別感も抜群でした。


今回は個人的にも少しご縁があって、知り合いの企業さんが出店されていたり、イベントイメージガールとして、これまた知り合いのレースクイーン・三宝愛久奈さん(通称あぐにゃん)がMCで参加されていたりと、応援も兼ねての訪問です。私の鼻の下が伸びて地面に付きそうなのは見なかった事にしてください・・


せっかくなので、BCNの旗を持っていただいて集合写真も撮影。華やかな雰囲気も加わって、いい記念になりました。

長居はせず、中辺路方面へ
イベント会場でもっとゆっくりしたい気持ちはあったのですが、今日はまだまだ先があります。関係者の皆さんにご挨拶をして、次の目的地へ向かいます。
国道42号線から311号線へ入り、高野山方面へ。
海沿いの白浜から、だんだん山あいの景色へと変わっていくこの流れも、和歌山ツーリングの楽しいところです。
そして中辺路に入ったところで、この日のランチに選んだのが**「ねむの木食堂」**。富田川沿いにあるお店で、国道から少し入った場所にあるため、知らないとたぶんそのまま通り過ぎてしまいそうな立地です。


ところが、到着してびっくり。
なんとすでに満席。さらに予約もぎっしりで、「空きが出たらご案内します」とのこと。これはなかなかの人気店です。
しばらくお店の周辺を散策するも、運よく、そこまで待たずに入店できました。


川沿いのオープンテラスでいただく、最高のランチ
案内されたのは、清流沿いのオープンテラス席。
これがもう、雰囲気抜群でした。
そこでいただいた旬の食材たっぷりの彩りプレートがまた美味しい。景色も空気も良くて、ただ食事をしているだけなのにちょっと特別な時間に感じられます。


こういう“目的地そのもの”だけではなく、途中の食事や休憩がしっかり思い出に残るのも、ツーリングの魅力ですよね。
高野龍神スカイラインへ、いよいよ走りの本番
ランチのあとは、高野山へ向けてさらに北上。
国道371号線を走ると、晴天に映える新緑が本当にきれいで、見ているだけでも気分が上がります。
車はそれなりに多いものの、流れは悪くなく順調です。途中の休憩ポイント「道の駅 龍神」あたりからは、急にバイクの台数も増えてきました。やはりこのエリアは、ライダーにとって定番のルートなんだなと実感します。


そして、ここからはいよいよ高野龍神スカイライン。
それぞれ自分のペースで楽しめる、気持ちのいい区間です。
私はM1000XRなので、少しだけ先行させてもらって、スポーツ寄りの走りを満喫させてもらいました。もちろん無理は禁物ですが、こういう道ではバイクの楽しさを改めて感じます。
ごまさんスカイタワーは、まさかの“冬”でした
次の休憩ポイントは「道の駅 ごまさんスカイタワー」。
ここも折り返しポイントとして有名なので、バイクはかなり多めです。

ただ、驚いたのは気温。
なんと13度。
白浜では24度で「暑いなあ」と言っていたのに、ここでは一気に空気が冷たい。標高約1,300mだけあって、体感はもう完全に“冬”でした。


この時期のツーリングは本当に寒暖差が大きいので、ウェア選びは大事ですね。少し油断すると、それだけで体調に響きそうです。
高野山を越えて、帰り道へ
スカイラインの爽快区間を走り終えると、そこからは高野町を経由して国道480号線を下り、かつらぎ町方面へ向かいます。
この時間になると、さすがに帰路につく車も増えてきて、道路はそれなりの混雑。とはいえ、その途中で橋本方面へ抜ける紀の川フルーツラインを走ることができ、最後にもうひとつ気持ちのいい区間を楽しめました。

さらに京奈和自動車道の無料区間を通って五条経由で道の駅かつらぎへ。ここは南阪奈道路の葛城ICも兼ねており、兵庫県まで帰る田村さんとはお別れです。
大阪組の近藤さんと私は下道ルートで帰るため、ここで少し休憩してから解散となりました。

急な企画でも、やっぱり走りに行ってよかった
朝は田村さんのトラブル連絡から始まり、無線機の設定でもひと苦労。それでも終わってみれば、イベントあり、美味しいランチあり、絶景ロードありで、とても中身の濃い一日になりました。
白浜の初夏のような空気から、高野山のひんやりした山の空気まで、一日でここまで違う景色と気温を味わえるのも、このルートならではだと思います。
急な企画にもかかわらず、お付き合いくださったお二方に感謝です。
やっぱりこの季節は走っていて本当に気持ちいいですね。
次回も安全運転で、また楽しいツーリングにしたいと思います。
レポート:BCN近畿地区 任田 邦嗣